2019/8/17~18 FCエフォートU-13 淡路ふれあいCUP 総括

2019/8/17~18

淡路ふれあいCUP 総括

今回は、夏休みも終盤に入る中、センアーノ神戸様主催の大会へ2チームで参加して来ました。

大会1日目

*REBULA

vs UNIONE柏原② 1-0

得点者:深津(野々村)

vs 岡山中体連選抜 5-0

得点者:山川(衣笠)・原(衣笠)・山川(中西)・野々村(庵原)・神内(深津)

vs 兵庫FC 3-0

得点者:原(澤)・山川(澤)・山川

初戦は、大阪府のUNIONE柏原のセカンドチームとの対戦となりました。試合前のミーティングでは、今月テーマとして取り組んでいる『局面背後』の部分で、新しいキーファクターとして『ワンオン』(相手の背後に置くようなボールの配球)を導入しました。選手達は、試合中にチャレンジしようとしていましたが、そこに意識しすぎて蹴ってばかりの展開となりました。今まで培って来たものの組み合わせで、判断材料の一部ということをハーフタイムで確認しました。

すると、追加点は奪えなかったものの、試合展開として相手の嫌がる攻撃を仕掛けられていたと思います。次のゲームに向けて、徐々に形になって来たと思います。

2試合目は、岡山中体連選抜とのゲームとなりました。

先ほどの試合と打って変わり、背後を狙うのかボールを保持するかの状況判断が良くなり、相手DFが困惑します。相手DFがチェイシングしにくくなりその隙を狙い、背後へと抜け出す回数増え決定機を幾度と生み出します。そのチャンスを冷静に沈め、差を開きます。

背後へのラストパスの精度も高く、ゴールに絡む選手も多かったため、クオリティの高いゲームとなりました。

3試合目は、兵庫FCとのゲームとなりました。

相手DFラインがオフサイドトラップを頻繁に狙ってくるチームで、選手達は最初戸惑っていました。しかし、自分たちの判断でロングボールからの崩しを減らし、ショートパスからサイドを崩します。サイドをうまく崩しきるとクロスから得点を奪います。サイド攻撃が増えて来たので、クロスの精度やボールの質に関して課題が残りますが、入り込む人数やこぼれ球を拾う回数が多かく、二次攻撃へとつなげる運動量も見えました。

サイド攻撃の精度が上がると、攻撃の幅が広がるのでより確実なものへと成長させていきたいと思います。

*BASARA

vs フォルテ新宮 4-1

得点者:松波(種村)・松波・松波(藤原)・松波

vs クレアーレ甲賀② 0-0

vs レスポール浜田 1-1

得点者:飯田

グループ予選を1位通過することを目標とし、そのために必要な課題の克服と攻撃の狙いを共有し、試合に挑みました。

守備では1vs1において粘り強く対応すること。さらにグループとしてサイドでの2vs2を簡単に突破されない。

組織としてはポジショニングを徹底し、3ラインのコンパクトによるボール奪取を共有しました。

攻撃ではFWとSMFにボールを入れることを第1の目標としたビルドアップの狙いを共有しました。

その際に”ビハインドポジション”のボランチや”オープンスペース”のサイドバックの関わりを増やし、攻撃に幅をつけていくという形を意識しました。

試合後の考察

守備ではゴール前を粘り強く守る姿勢や、声を掛け合いフォローし合うプレーが多く、3試合で2失点はまずまずの出来だと思います。

攻撃では高い位置(FW)を確認しながらビルドアップをすることができていました。

また相手のDFラインの裏を狙うプレーも多く見られ、アグレッシブな攻撃ができていました。

グループ予選では厳しい試合を通し、1プレーで試合や結果が左右する重要性を一人一人が再確認できた貴重な時間となりました。

それは選手として高みを目指す上で必要な要素です。

良い経験ができ、成長に繋げたいと思います。

大会2日目

*REBULA(決勝リーグ)

vs UNIONE柏原① 4-0

得点者:野々村(松波)・塚本(野々村)・松波(塚本)・松波(塚本)

vs クレアーレ甲賀② 2-0

得点者:中西(野々村)・野々村(中西)

大会2日目は、予選から無失点で勝ち抜き決勝リーグとなりました。まず初めにタイトルを取るという強い意志を持つことと、そのためにいい準備をすることを心がけました。

無失点で勝ち抜いて来たため、決勝リーグでも無失点に抑え、完封勝利を目指すことを選手全員で確認しました。

試合は、前半立ち上がりから均衡する展開となります。選手達の緊張感も見られ、思うようにパスが繋がらずリズムが作れずにいました。相手選手のカウンターで決定機を与えてしまいますが、最後まで体を張った守備で失点を防ぎます。

ハーフタイムには、もう一度自分たちのストロングポイントであるチェイシングでボールを奪うことを意識し、ボールを保持する時間を増やすことを試合中のテーマとしました。

すると、落ち着きを取り戻したのか、ショートパスでリズムを作り、スペースへのロングボールで局面背後を取りクロスの展開から得点を奪うことができて来ました。

2試合とも、粘り強い守備で失点を防ぎ速い切り替えでボールを奪い、局面背後から点を奪う。このような形を数多く作り出すことができ、自分たちのスタイルへと確立できました。その結果によりタイトルを獲得することができました。

今季3つ目の優勝となりましたが、結果に満足することなく高みを目指して精進していきたいと思います。

*BASARA(2位リーグ)

vs クレアーレ甲賀① 0-0

vs UNIONE柏原 2-0

得点者:種村・外山(本田)

試合前のミーティングでは目指すべき場所の確認と自分たちのやるべき事を整理し自分のプレー(ストロングポイント)を観せる事を伝えました。

試合を通して守備面ではマークが曖昧になる場面が多く押し込まれるシーンが目立ちました。

ですが最後の部分で身体を張った守備や失点をしないための選択が出来ていました。

また、前からプレスをかけ球際の強さも少しずつですが出すことができ、2試合とも無失点で終えることが出来ました。

攻撃面では奪ったボールをしっかりと収めることが出来ずバタつぎが目立ちました。奪ったボールを前線へ運ぶことを意識しすぎるあまり簡単にボールを失う場面が多くありました。

まずはしっかりとマイボールにし、前向きの選手を上手く使うことを意識することで簡単にオープンへ持っていきクロスまで持っていくことが出来ました。

また得点シーンもサイドの突破からの得点でありサイドを攻略するという意識がプレーにありわれたのではないかとおもいます。

2試合を通じで守備面ではマークを曖昧にしないようしっかりとコミニュケーションを取ること、奪ったボールを慌てることなくしっかりマイボールにし攻める事が必要であると感じました。

普段のトレーニングからボールを収めるために必要な基本技術の向上とパスミスからのロストを減らしていければと思います。

結果として、2位リーグ優勝という形で終えました。徐々にチーム内の競争も激しくなり、選手層も厚くなって来ており少しの油断から入れ替わります。

そして、チーム力が上がって来ます。こうした戦いに打ち勝つメンタリティーとバイタリティーを今後強化していけたらと思います。

大会を運営していただきました、センアーノ神戸様

対戦して頂きました、チームの皆様

応援していただきました。皆様方

誠にありがとうございました。

FCエフォートU-15