FCエフォートU-13 長野遠征 総括

長野遠征総括

毎年、長野県上田市菅平にて弊クラブ共同主催の『EARLY CHALLENGE CUP』に2チームで参加してきました。

県外のチームと対戦することにより、自分達の立ち位置や技術の差などを体感し、新しい課題を見つけられる大会になればいいと思い参加してきました。

遠征1日目

朝5:00に観光バスに乗り込み、滋賀県を出発。長野県にある菅平へと向かいました。ここは数多くの天然芝のグランドがありラグビーの合宿や少年サッカーの合宿、冬になればスキー場へと変わり、夏でも気候が涼しくとても過ごしやすい環境での遠征となりました。

11:00前に、リゾートイン菅平スイスホテルに到着しそれぞれの会場へ向かいました。今回の大会でのテーマは、『ブロック守備』で自陣の体制を整えてプレスをかけることをテーマとして両チーム試合へ臨みました。

★REBULA

vs C.F.バロ 1-2

得点者:山川(深津)

vs ヴェルヴェント京都 1-3

得点者:壷井

☆BASARA

vs アルティスタ浅間 1-0

得点者:北尾

vs アルテリーヴォ和歌山 2-2

得点者:原・種村

REBULAは、今大会主催のチームC.F.バロとの初戦となりました。試合の入りが悪く、球際の部分で戦えていない選手が多く見受けられました。前半のうちに2失点してしまい、後半に選手のスイッチが入るものの手遅れとなり初戦を落としてしまいました。

ヴェルヴェント京都は、関西の中でもかなり力のあるチームです。個人の差とチーム力の差が圧倒的に違いを見せつけられた試合となりました。

球際や戦う姿勢は、個人のベースの部分になるので、戦える選手が試合に出続けると思います。そういった部分にもこだわって欲しいと思います。

BASARAは、1勝1分と負けなしで、結果を見れば悪くないと感じます。しかし、内容に関してはモチベーションも高く、テーマであるブロック守備もうまくはまり、意図的にボールを奪うことが出来ました。奪ってからのショートカウンターでたくさんの決定機を作ることが出来ましたが、決めることが出来ずこのような結果となりました。決めるとこで決めることができるようになれば、チーム自体も強くなっていくと思います。こういった部分にもシビアになってこだわって欲しいと思います。

試合も終わり、ホテルに戻ると夕食会場でたくさんの合宿や遠征に来ている人で賑わっている中、エフォートのオリジナルTシャツを着た選手たちがビュッフェでご飯をよそっている姿がかっこよく見えました。

夕食後のミーティングでは、それぞれ将来の夢や自分の課題について考え、提出してもらいました。自己分析がもっと細かく的確にできるようになるといいと思います。

遠征2日目

本日は、予選リーグ2日目。あいにくの雨模様でしたが、天然芝のため滑りやすいピッチコンディションの中での試合となりました。

昨夜のミーティングで、自己分析で出た課題やチームでのテーマに取り組むことを意識し試合へ臨みました。

★REBULA

vs サームFC 4-2

得点者:藤原(衣笠)・藤原(衣笠)・山川(野々村)・山川(野々村)

vs パレイストラ 6-1

得点者:竹内(野々村)・塚本・山川(庵原)・中西(深津)・壷井・山川(深津)

☆BASARA

vs フォルツァ松本 0-0

vs FCクレアデール 1-1

得点者:種村

REBULAは、昨日の試合で入りが悪く2敗したため、本日は試合の入り方と個人のベースの部分にテーマを置きました。

試合の入りはとても集中しており、ミスも少なく今までのテーマであるブロック守備もうまく形成出来ていました。少しの選手は球際の部分で弱さが目立っていましたが、チームとしては2勝することができ、全体的にいい試合となりました。

BASARAは、昨日と同様にいい守備から決定機を作ることができましたが、決め切ることができず2分という結果になってしまいました。この結果で、リーグ戦での勝ち点の取り方や戦い方の重要性を経験できたと思います。

負けなしでリーグ戦を終えることは素晴らしいことですが、結果を見ると3位リーグでした。この結果に対してどう捉えるかは選手次第だと思います。

宿舎に戻り、夕食はBBQとなりました。コーチ陣が肉を焼き、焼きそばを作り、選手たちは元気よく食べていました。しかしその中でも、積極的に手伝う選手、何もせずに食べている選手とはっきりと分かれていました。人間性の部分で周りに気が配れる選手、細かい部分に気づける選手になって欲しいと思います。

2日目のミーティングは、リーグ戦の戦い方、試合や大会への入り方の大事さの経験談をヨネコーチが話していました。

サッカーにおける2-0の怖さや、初戦の重要さを細かく話していました。

代表からは、メンタリティーやバイタリティーの部分で話してもらいました。ストレスを自分自身でかけ、それに対してどう反発するのか。リバウンドメンタリティーをどれだけ持てるのか。その重要性について話してもらいました。選手たちは真剣に聞いており、自分自身に問いかけている選手もいました。

遠征3日目

遠征最終日は、両チームとも3位リーグでの順位決定戦となりました。

★REBULA

vs BASARA 4-1

得点者:塚本(深津)・平永(壷井)・深津(庵原)・野々村

vs アルティスタ浅間 5-1

得点者:野々村(木村)・山川(福井)・深津(藤原)・山川・竹内(深津)

☆BASARA

vs REBULA 1-4

得点者:藤

vs アルティスタ浅間 2-1

得点者:藤田(外山)・勝部

両チーム対戦という形になりました。お互い負けたくない気持ちから、モチベーションが非常に高く思いました。球際の厳しさもあり、競争心がむき出しでいい試合となりました。悔しさで涙を流している選手もいました。人は環境で育つと言われるように、選手たち自身が常に成長できる環境を作り出して欲しいと思います。

こうして3日間の日程が終了しました。

全体的に、4月からスタートして着実に力がついてきていると思います。その力の使い方や使う場所、リーグ戦の入り方や戦い方などを遠征を通して学べたと思います。

この経験を今後の大会やリーグで活かし、強いチームへと成長していけたらと思います。

大会を運営していただきました皆様方、

宿泊先のリゾートイン菅平スイスホテル様、

運転していただきましたMK観光バス様、

対戦していただきました皆様方、

送り迎えしていただきました保護者の皆様、

誠にありがとうございました。

FCエフォートU-15