FCエフォートU-14 TM vsカラーズ滋賀

試合結果12月5日(土)

本日は2年生に1年生を数名加える形でTMを行いました。

vs カラーズ(25min×5本)

1、2ー1 得点者 藤

2、1ー1 得点者 藤

3、0ー3

4、0ー0

5、0ー3

攻守においての基本的な個人戦術~チーム戦術についての考え方と、メンタル面を試合前のミーティングで確認して試合に臨みました。

試合開始直後は互角に戦えていたものの徐々に相手にボールを持たれる時間が増え、少しの対応のミスから背後を突かれて持ち込まれ失点をしました。

盛り返して少しずつボールが動くようになり相手の隙をついてフリーで運びロングシュートが決まり追い付きましたが、残り5分ほど持ちこたえることができず相手に得点を許すことになりました。

2本目も同じような展開の中、こちらのCKからこぼれたところをつなぎ、最後はミドルシュートで得点できましたが、いずれも単発的な攻撃で、3本目までは手強い相手に対し守備ブロックを創り相手のボールを奪うものの、その後のファーストパスが不正確でこちらのショートカウンターが発動せずに相手に奪われ逆カウンターを食らったり、早く攻める時と、早く攻められない時の判断が悪くお互いの動きやタイミングが合わなかったりする場面が多くボールを持ってもなかなかシュートまで行けない場面が続きました。

4本目で中盤の構成を変えたところ、相手にも慣れたのかボールが良く動くようになり、5本目も同様に相手陣内深くに入り多くチャンスを創ったものの、結局3本目以降は得点できずに終わりました。

攻撃においては、本数が進むにつれ、徐々にボールを持つことができチャンスが増えていったものの、ゴールを重ねることができなければ試合に勝つことができないという原則から考えなければなりません。個人のシュート技術はもちろんの事、シュートに至るまでの動き、パス、クロス、コントロール等の質をもっと上げていかなければボールをいくら持てたり、奪うことができても勝つことができずに終わってしまいます。

守備においては今日はGKが1年生であったこともあり、能力的な差により仕方のない失点もありました。相手の攻撃をシュートされる前に「未然に防ぐ」という考え方をするのには良い機会であったかと思いますが、3本目までは全員で集中力を保ち相手の攻撃を読み、お互いに声を出して指示をし、相手の攻撃を断ち切り、ボールを奪い返して攻撃するというよりは、ボールを持った相手の動きに精一杯で付いて行くのが守備といった様相で、一生懸命追う割には ボールが奪えず体力だけ消耗していく場面が多く、この辺りはもう一つ踏み込んだ考え方と理解と実践が必要に思いました。

一緒に帯同した1年生のフィールドプレーヤーについては、相手が2年生ということもあり、フィジカル的には対応が難しい場面があったものの、各自の持っている特徴や良さといったものは出してくれていたと思います。今後もこのような機会が増えていくなかでミスはあるでしょうが怖がらずに続けてチャレンジして欲しいと思います。

全体的には、学校のテスト期間も重なり、FPが15名ほどで5本戦うということで体力的には多少キツくなった者もいたかと思いますが、時間がたって体力的な面からのパフォーマンスの低下は見られなかったので安心しましたが、技術、戦術、メンタル的な面から言えば、徐々に相手に慣れてパフォーマンスが発揮できるようだと遅く、現実的には公式戦では最初の2本程度で終わってしまいます。そこで相手を感じ自分達はどのように対応し、戦っていけば良いのかを見つけ出さなければなりません。もちろん相手の分析や特徴等の事前情報はあれども、実際に相手と対峙して肌で感じるもので即座に対応できるようになることが一番大切です。

少しずつの経験を積み上げ、規律を守る事や準備を怠らない事、しっかり伝える事、自分で解決する事、などなど、人間力を磨いていく事も忘れずに意識していきたいものです。

試合をしていただきましたカラーズ滋賀様、誠にありがとうございました。

応援いただきました皆様、誠にありがとうございました。