FCエフォートU-15
TM
①2020/8/15
vsルセーロ京都
②2020/8/9
vs綾羽高校サッカー部
<8/15vsルセーロ>
①エフォート0-1ルセーロ
②エフォート1-0ルセーロ
(日盛)
③エフォート1-1ルセーロ
(西川)
④エフォート2-1ルセーロ
(岡田、塚本)
⑤エフォート0-1ルセーロ
<8/16vs綾羽高校>
①エフォート0-3綾羽高校
②エフォート0-1綾羽高校
夏休み最後は連日TMとなり、京都トップリーグ首位のルセーロ京都様と滋賀県2020新人戦優勝の綾羽高校サッカー部様とのTMとなりました。
暑さが続く中での連日連戦、また課題となっているメンタル面のタフさが試合に大きく影響する中、格上を相手にどのような闘いができるのか、試される試合となりました。
1日目(vsルセーロ京都)
守備において。
積極的にプレッシャーをかけ、守備からゲームを支配する展開となりました。
守備で良いシーンが続くと、自然と良いコミュニケーションも見られ、イメージを合わせながらプレーできていました。
しかし、相手のビルドアップからロングボールにより背後にボールを入れられると処理のミスやケアのルーズさが出てしまい、試合の主導権が一気に相手に傾くゲーム展開となってしまいました。
この部分では特に個人の対応力が乏しく、アタッキングサードでボールを回収され、さらに攻撃を受けて失点というシーンもありました。
そういった場面においても、ファーストプレイヤーの粘り強さや周りの選手のサポートがなく、難しい局面を打破するための行動ができていませんでした。
攻撃において。
駆け引きができた良い守備からボールを奪い、攻撃に圧力をかける雰囲気がありましたが、シュートミスやちょっとした意図のズレにより得点には至りませんでした。
そこの詰めの甘さも大きな課題であり、メンタル面においては貪欲さや強かさが低い印象はまだまだ拭いきれません。
またビルドアップ時の反応や要求する声にスピード感がなく、ボールホルダーは相手の速い切り替えにストレスを感じていました。
この部分も何度も言われている課題で、サポートのボールを要求する声やボールホルダーの判断により、ボールを無くさないように助け合うことが必要です。
この日も目に見えた課題が試合の勝敗を左右した1日となり、試合で経験したことをどのように受け止めているかが問題となりました。
2日目(vs綾羽高校)
守備において。
この日も高い位置でブロックプレスをかけることができ、良い守備で相手にプレッシャーをかけるシーンがありました。
しかし奪ったボールの処理も含め、相手のスピードに対して徐々に遅れをとり、4失点を許してしまいました。
ゴール前の1vs1で簡単にやられてしまったり、危険なスペースを消せていなかったり、失点に繋がる甘さがありました。
そういった「アラートさ」はピッチの中で、選手達の中から生まれてほしい要素で、人間性の改善を改めて感じました。
攻撃において。
相手の速いプレッシャーや力強いアプローチに対して”駆け引き”をしない中でプレーをしてしまい、バトルに負けているシーンが多かったです。
この部分も、高校生相手となる試合では特に意識する部分でミーティングでも共通認識をしている要素なだけに、ピッチ内でのアクションの少なさが悔やまれました。
また各局面においても、「狭い局面→シンプルに速く」or「自由な局面→より相手が嫌がること」の判断がしっかりできずにプレーすることが多く、この上手くいかない経験を覚えて、今後の練習でいかす必要があると感じました。
最後に
夏休みの最終となった2日間で、休みの選手がおり人数の少ない中でハードに戦い抜いた部分は必ず選手達の能力になっています。
しかし同じ経験でも、選手の感じ方(人間性)によっては1から10まで吸収の仕方は違います。同じ要求をされても理解し行動しようとするメンタルはそれぞれ違います。
今の現状で、「自分は何を学び、何をするべきなのか」をもっと深く考えてほしいと思います。
一方で、多くの課題を目の前に、また厳しい要求のもと、彼らなりにアクションを起こそうとしているのも確かです。
泥臭くてももっともがき、不器用でも何度もチャレンジしてほしいです!
その努力できる時間は高校に行くまでにしか感じることのできない貴重な時間です。
一緒に乗り越えましょう!
試合をしていただきましたルセーロ京都様、綾羽高校サッカー部様、誠にありがとうございました。
また応援いただきました皆様、誠にありがとうございました。