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2020/1/26(日)
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TM vs FC湖東
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1試合目(2部) 0-1
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2試合目(3部) 0-1
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3試合目(3部) 0-5
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4試合目(3部) 0-1
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今回のTMは、2月から始まる高円宮リーグ戦におけるメンバー構成で臨みました。
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★2部メンバー
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まず初めに、メンタルの部分ではコミュニケーションとシステム理解、戦術の共有をミーティングで伝え、同学年での競争と多学年との競争をするために自分が持っているパフォーマンスを最大限に発揮することをテーマに臨みました。
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守備に関しては、広く展開してくる相手に対してコンパクトにブロックを形成しようとしますが、3バックのラインコントロールの遅さが目立ち、間延びする傾向が見られました。
そのため、セカンドボールを拾われ2次3次とショートカウンターを受けてしまいます。
ハーフタイムに、DFラインの押上のタイミングを共有することにより、アラートに押し上げができるようになってくると、相手FWにボールが入るとプレスバックでボールを奪うシーンが増え、守備に安定感が出て来ました。
課題としては、DFラインのコントロールの際にリスク管理を徹底させること、ボランチの押出しのタイミングとチェイシングとブロックプレスへの切り替えの判断の向上が必要だと感じました。
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攻撃に関しては、相手が広く展開して来ていたため、奪った直後にポケットが空いていることを理解し、素早くポケットを使いながらビハインドポジションの位置取りとテンポよくオープンへの展開、サイドの関係からディープを撮りにいくことを意識しました。
サイドのインサイド、アウトサイドの関係でうまく打開できている場面が数多く見受けられました。ディープまで持ち込むことはできていましたが、クロスをニアに当ててしまい得点の機会を作り出す事ができません。
しかし、背後への飛び出しからチャンスを演出しますが、決めきれず苦しい時間帯が続き、無得点のまま試合を終えました。
課題として、クローズからオープンへ展開する際のボランチの距離感が遠く、いいタイミングでのボールを要求する事ができず、詰まってしまう場面がありました。そのためゲーム展開の予測と準備の速さがまだ足りないと感じました。チーム全体での戦術理解度の向上と共有、ボランチのゲームコントロールが今後の鍵になってくるのではないかと思います。
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☆3部メンバー
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本日は2年生、1年生を混成したグループのなかから、それぞれチームを組んでレベルの高い相手に対し試合をする事となりました。
大きなテーマとしては、色々な意味で〈合わせる、適応する〉とし、試合の中だけでなく、学年が違う者が一緒になって集団行動する中で自分の存在をアピールしつつチームとしての振る舞いができるかということを念頭におき試合に臨みました。
《守備》
全体としてコンパクトな陣形を形成し、味方との距離を気にかけながら相手との距離をできるだけ詰めボールを奪い、攻撃に繋げる。
《攻撃》
ボール奪った後のカウンター攻撃と、拡がりと奥行きを持ったポジショニングをとり、ボールを動かし、組立、展開し相手ゴールを目指す事の使い分け。
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全体の傾向として、コンパクトな陣形を保ち守備をするという意識は高かったものの、ちょっとした気の緩みから個々の対応があまくなり失点したり、ゴール前のコミュニケーションのミスからの失点、各ライン間が少し間延びしたところを突かれての失点に関してはすぐに改善できるポイントであり、つまらない失点で、たびたび追いかける展開になるのを防ぐという意味でも、少しの違いが結果大きな違いになるということを理解しつつ、怖がるのではなく、勇敢に抜け目なく戦って勝つという方向に進んで行ければと思います。
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攻撃の方では、シュートのチャンスが少ない試合もありましたが、ゴールするチャンスがどの試合にもありました。
オープンへの展開からサイドを破り、質の高いクロスボールからのチャンスや、カウンターから相手DFラインの背後に抜け出し、GKと1対1になったもののシュートの際のキックミスにより得点できずという場面もありました。
そういう良い場面をより多く創りだし、ゴールに結びつけるべく、グループでの戦術や個々の技術力のUpも継続して改善していく必要があります。
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個々のパフォーマンスの点でみてみると、公式戦の中では出場する時間が少なかった選手のなかでも、今回の手強い相手の試合で大変良いパフォーマンスを発揮した選手がいたことに関しては、指導する側の我々も大変嬉しく思いました。本人が真摯にコツコツ努力してきた結果であり、また競争しながらも継続して努力してくれればと思います。
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2月の中頃には公式リーグ戦が始まります。
それまでに多くの時間があるわけではありませんが、選手各自が自分の武器をより磨き、また課題の改善に対し取り組めるよう指導とサポートをしていきたいと思います。
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試合をしていただきました、FC湖東様
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応援していただきました、皆様方
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誠にありがとうございました。